どうも、つねやんです。
本記事はYZ125Xモデファイに関する記事なのですが、ガード類だけで相当なボリュームになってしまったので、ガード類以外の車体パーツを別記事にしました。
色々試してきましたので読んでみて下さい。
操作系
ACERBIS – X-GRIP FRAME GUARD ★★☆
良き:ヒールグリップ向上
悪き:フレームの張り出しに違和感
フレームガードとなってますが、ガードというよりヒールグリップを向上させるアイテムだと思いますので「操作系」としました。
フレームガード装着以前はキタコのノンスリップシートをフレームに貼っていたのですが、ブーツへの攻撃性が高すぎて、数回の練習でブーツに穴が開きました(泣)
そこでこのフレームガードを装着したのですが、「グリップが向上する」というよりは、「フレームが張り出して自動的にヒールグリップになる」という感覚です。
ラジエターガード+ビックタンクと相まって、2st125とは思えないずんぐりボディになってます。
グリップ感というよりはシート、フレーム、シュラウドそれぞれの張り出し具合のバランスが変わるので、操作系の調整用パーツとしてトライしてみる価値はあると思います。
DRC – ワイドフットペグ クロモリ ★★☆
良き:(多分)純正よりタフネス高い構造、安い!
悪き:50mm幅だと純正55mmより力が入りづらい→ウルトラワイド57mmもあるよ!
純正ステンレスのフットペグが平行四辺形になってきたので交換。
価格とバリエーションでDRCにしました。純正13574円に対しDRC8690円。
純正は55mmワイドですが、今回は体を前後への動きやすくする狙いで50mmのフットペグへ変更。
DRCは幅だけでなく高さも±5mmで選べますが、高さはそのままのものをチョイス。
純正に比べるとトラス構造になってるのでタフネスも上がっているのではないでしょうか?
乗った感触ですが、何より新品ペグのグリップ感がえげつない!
ペグの角は丸まってきたら削ってとがらせてやるべきですね。
ただ、純正に対しナローにしたことで、力が入りづらくなったように感じます。
各メーカー純正でもワイドペグがトレンドですが、やはり理由あってのことだというのが良くわかりました。
次替える機会があればウルトラワイド57mmにしようと思います。
GUTS RACING – RIBBED SEAT COVER ★★★
良き:半端ないグリップ力!マディでも効果を発揮
悪き:今のところ無し!
純正シートがツルツルになってきたので交換しました。
シートカバーはいくつかのパーツブランドから出ているほか、グラフィックプリント屋がグラフィックとセット売りしているようなものもあります。
ラインナップの多さから言えばGUTS RACINGかFactory Effexあたりになると思いますが、今回はGUTS RACINGのシートカバーにしてみました。
リブの効果で加速方向に対するグリップ力が相当向上しました。側面と上面のベース部のシート表皮のグリップも強烈です。よく見ると四角錐上の突起になっており、そりゃ食うわって感じです。
比較対象は純正に対してになりますが、今のところ不満点無し、★★★です。
何より交換して乗り比べたことでシート表皮の大事さが分かりました。
MXのレジェンド成田亮選手はレースごとにシート交換するそうで。
そのくらい大事ってことですね。
シート表皮の張替は自分で行いました。初めてやりましたが、全然簡単なので誰でもできます。
貼り方のコツが同梱されてますのでそれ通りにやれば全く問題ありません。
タッカーはホムセンで買いました。あった方がいいものとして、小さいバールがあると古いステープルを取るのが簡単です。マイナスドライバーとかでやると結構時間がかかります。
ProTaper – MX Pillow Top Grips ★★★
良き:ワッフルで手が痛くなる人におすすめ!柔らかい
悪き:捩れやすいので要ワイヤリング、消耗しやい、お値段高め→BTO安い!
グリップは好みが分かれるポイントですが、私は3年ほどこのピロータイプを愛用しています。もうかれこれリピート5回目とかです。
理由は、ワッフルや細目のグリップに対して柔らかく、手が痛くなりにくいからです。
根元部のくびれにはピローが無いので親指付け根のVの谷が痛くなりやすかったのですが、私はそこにドーナツ2枚入れて、ピロー部に親指付け根のVの谷が来るようにしています。これで死角なしの超ソフトグリップになりました。
柔らかいことの裏返しなのですが、グリップが捩れやすいです。
ですので、私はワイヤリングを5か所掛けてます。やりすぎにも見えますが、このぐらいかけないとバイクをワダチから引き抜くときとかに捩れます。
実際下の写真見てもらうとワイヤリング間でも捩れているのが分かるかと思います。
あと柔らかいせいか消耗しやすいようにも感じます。日本で買うとお値段高めですので、リピーターはBTOでまとめ買い推奨です。日本の半額で買えます。
今のところ私にとってはこれ以外の選択肢は無いので、★★★です。
外装・ボディ系
IMS – LARGE-CAPACITY GAS TANKS ★☆☆
良き:JNCC Fun 90分を心配なく走れる容量
悪き:品質最悪。満タン入れると重い。
ウブカタさんに、「YZ125でFun90分走って燃料が足りなくなったら一人前の開けっぷり」と煽られて買ったシロモノです笑
加えて今年は黒系のグラフィック&外装にしたというのもあって導入しました。
去年ノーマルタンクで鈴蘭終了後燃料抜き取ったときは500ccしか出てこなかった実績もありますし、これで燃料不足の心配はなくなりました。まぁ燃料不足の原因はバイクが横になってる時間が長かったってオチなんですけどね笑
容量は純正8Lに対し11.5L(実測)
レビューですが、まず品質最悪です。まともに取りつきません。
マジかよと思ったのが、マウントブラケットのピッチが合わない…どういう品質管理してんだ…
グラフィックも貼った後ですし、無理やり取り付けてます。
IMSへ写真撮ってクレームのメール送っときました。(怒)
ほかにもシュラウドを付ける為にだいぶ削りました。シートも前側が跳ね上がって歪んだ状態で付きます。
ですのでポジションも変わります。加えて横の張り出しも若干増えるので操作への影響がそれなりにあります。
そして当然ですが、車重が重くなります。満タンで押してるときに特に感じます。
ですが、逆に満タンにしないと重心がかなり下がるので、ハンドリングがどっしりします。これは意外なサイドエフェクトでした。
そもそも要否を見極めないで導入したところもあるので「本当に必要なのか?」と言われると微妙なラインです。
評価は品質面から★☆☆です。
ビッグタンクはIMSの他にアチェルビスからも出てるので、誰か比較したことがある人は教えてほしいです。
BOYESEN – FACTORY CLUTCH COVERS /IGNITION COVERS ★★☆
良き:かっこいい。意外と塗装は取れにくい
悪き:言ってしまえば盆栽パーツ
これらは基本的にただの盆栽アイテムです。左右各87ドルでした。
ただ見た目の費用対効果としてはなかなかアリなんじゃないでしょうか?
特にYZ125/YZ250のイグニッションカバーはすっぴんの樹脂ですので、一気に艶やかな見た目に生まれ変わります。しかも黒の塗装は意外と取れにくいです。
なぜかというと純正のクラッチカバーは文字が凹なのに対してボイセンのカバーは文字が凸なので塗装面が削れません。
予想外の機能とクオリティでしたが、盆栽アイテムなので推しはしません。なので★★☆です。
駆動系
ZETA ケースセイバー カバー付き ★★☆
良き:排泥性◎ というか純正のままJNCC走ると大変なことに…
悪き:高い!消耗しやすい。
これも結構定番アイテムだと思います。
純正のカバーでも機能的には問題ありませんが、排泥性に雲泥の差があります。泥だけに()
特にJNCCでゲレンデから帰ってきた後は、純正のカバーだとよくわからない草木がカバーから生えまくってて、うわぁ…ってなります。
純正だと走行後の洗車で必ず外して中を洗ってやらないといけません。中を洗わずにチェーンルブを吹くと、カバー内側の泥にルブが吸い取られてしまいます。んで「ルブ吹いたのに錆びてるゥ!?ナンデ!?」ってなります。
ZETAのカバーに変えれば、泥が堆積しませんし、外さずとも外から高圧洗浄機当てれば泥が落ちます。
なので、JNCCやるなら変更マストのアイテムでしょう。
欠点は、ケースセイバーがアルミなので消耗しやすいということです。1シーズン持たない人もいるかも。おまけに高い!ケースセイバーだけで3500円はちょっと高すぎじゃないっすか?なので★★☆です。
1シーズン終わってだいぶ減ってましたので、私はケースセイバーだけ純正のスチールにしました。500円です。
DRC – デュラ ライト フロントスプロケット ★☆☆
良き:排泥性〇(たぶん)
悪き:高い!
これはケースセイバーの話も関連するのですが、フロントスプロケットとミッション側のケースの隙間に草が詰まりやすいので、穴あき品を使えば外から高圧洗浄しやすいのでは?という仮説のもとに採用しました。
ですが、効果の程は未だ不明です。
値段が純正の2倍以上でした。今のところ高いだけのパーツになってしまってるので★☆☆です。
DRC – デュラ リヤスプロケット ★★★
良き:安心の鉄製!見た目がイカツい
悪き:アルミよりは重量増
純正のアルミに対して、あえて私は鉄製を使用しています。
理由は、外力に対するタフネスを向上させてスプロケ変形によるチェーン外れリタイアを無くしたいのと、タイヤ交換時にぶつけたりなんかしたときアルミだと変形しやすいからです。
肉抜きが大胆で見た目がカコイイです。
お値段的には純正同等。WR250F時代からのリピート購入2回目です。
少し重いということ以外、今のところ欠点が見当たらないです。が、スプロケットは星の数程種類がありますので、もっといいのあるよ!とかあったらコメント教えてください。
以上、YZ125X 車体パーツの紹介でした!
ではまた!
コメント